日本画家 斉藤和 の 作品語り。

京都から世界へ。 1960年京都府生まれの日本画家、斉藤和のぶろぐです。 美しいとは、を日々模索です。   http://www.saitoukazu.com

斉藤和日本画作品集「絵言葉」につきまして。

最初の「絵言葉」を出版させていただいたのは2007年。
今から13年まえのこと。

斉藤和作品集「絵言葉」から、
斉藤和日本画作品集「絵言葉」へ。

 

f:id:saitoukazucom:20201115232121j:plain

発行は、たんぽぽプロジェクト企画室。

たんぽぽの綿毛のように、
どこまでも遠く、
どこまでもたくさんの方に、
たくさんの心に届きますように。

気がねなく出掛けることが難しい世情と向き合う、そんな願いもあります。

京都市内の小中高等学校に寄贈させていただくことは
最初から決めていたので、
子供たちも楽しんでもらえるといいなあと構成したとのこと。
本当に幸せのつまった作品集になりました。

改めて108つの作品たちを見ていると、
10歳のあの頃からあまり進歩していなかったり、
階段を一歩でも昇れていたり。

明日こそ。

 


f:id:saitoukazucom:20220125224217j:image





先日、こんなお便りとともにご注文いただきました。(ご本人さまに掲載許可をいただいています)

「本題から離れてしまいますが、下記に、
ずっとお伝えしたかったファンレターのような物を綴らせていただきます。
ツイッターに斉藤先生の風景画が偶然流れてきて以来、ずっとファンでした。
点描で描かれる光や風や水、内に秘めた温かさが感じられて、
タイムラインに写真が流れてくるたび、なんて素敵なんだろうと、
仕事がうまくいかない時も、ツイッター越しに優しい風景が目に入って
暖かな気持ちが湧いてきて反省したりまた頑張ろうと思えました。
タイムラインで不定期に作品に出会える瞬間が、
私にとって小さくて特別な幸運になっていました。
HPを拝見した時に、人物画も描かれていることも知ったのですが
そちらも柔らかで幸せそうな瞬間が描かれていて、見ていてほっとしたのを覚えています。
だんだんと、1枚のポストカードでも良いので、
いつか斉藤先生の作品を毎日眺めてみたいと思っていたのですが、
あの素敵なスマホカバーは残念ながら規格が合わず、
画集やポスター、ハガキなどを定期的に探しては存在しないんだなと凹み、
でもきっといつか発行されると思って、待っていました。
もし発行された時は、少し背伸びしてでも購入したいと考えていましたので
画集が発行されたお話をこんなに早く見られたことと、しかも手に取りやすいお値段なこと(5桁の誤りではないのですよね?)、
正直まだふわふわと信じられない気持ちなのですが、本当に本当に嬉しいです。
購入が可能でしたら私の宝物にしたいです。□□でも買えると良いのですが。」

そののち、こんなご感想もいただきました。

「画集が無事届きました!
封筒や文書に添えられていた画も美しく、
ポストカードも入っていて、眺めたり並べたりと
ひとしきり はしゃいでしまいました。
そして画集、素晴らしかったです。
見たことがない作品や、じっくり見てみたかった作品が
ページをめくる毎に沢山現れて、最後にたんぽぽの綿毛が!
目をキラキラさせた犬と幸せそうな猫と少女の並んだページには
可愛いが詰まっていて自然と微笑んでしまいましたし、
気温が伝わってくるような冬景色の見開きには息を飲みました。
町々や寺社の風景が特に好きで、中々外出の厳しい今、
ちょっとした散歩や夜歩き、旅に出ているような心持ちで眺めてしまいます。
ジャケットを外した本体の装丁も素晴らしくて、
文字色に至るまで拘りを目一杯詰め込まれた作品なのだなと
こうしてもう一つの作品のような画集を手にできた喜びを、ただ噛みしめています。
この週末はこの画集をそっと開いたり眺めたりして過ごしたいと思います。
素敵な画集をお送りいただき、誠にありがとうございました!」

お買上いただいたり、
心にしみるご感想をいただいたり、
こちらこそたくさんの幸せをいただいています。

深く感謝して、さらに前を向いてゆきます。

どうぞ、この斉藤和日本画作品集「絵言葉」も、たんぽぽの綿毛のようにどこまでも翔んでゆけますように。


ご注文お問い合わせは、メールにて下記アドレスまでお申し付けください。

tampopo_pk@yahoo.co.jp

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

斉藤和