無音と感じる空間で目を閉じてみる。 わずかな風の移ろいが 少しだけ指先をふるわせる。 きっとおのれの手の届くどこかにあるのだろう仏国も この指先ととけあっているのだろう。 一瞬のおとずれは もう準備が始まっているにちがいない。 ちりちりとでも無音…
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