「斉藤和たんぽぽプロジェクト」vol.3-6。どの桜も楽しくて4枚同時です。
ちょっと移動するだけで、それぞれの桜に出会います。
くしゃみが止まりませんが、やっぱりふらふら歩いています。
というわけで、今回は4枚です。
お間違いのございませんように。
お気に入りがございましたら、ぜひご応募ください。
皆さま、よろしくお願いいたします。
vol.3
vol.4
vol.5
vol.6
vol.3-6のご応募しめきりは、4月8日(日)とさせていただきます。ご注意ください。
「斉藤和たんぽぽプロジェクト」について詳しくはこちらをごらんくださいね。
「斉藤和たんぽぽプロジェクト」始動します!!
斉藤和たんぽぽプロジェクト~たんぽぽの綿毛のように~
昨年、39年目の感謝の思いをこめてスマホケースを企画いたしました。
そして40年目の今年、
この気持ち・感動をどこまでも届けたいと思い、
いろいろと考え、
斉藤和たんぽぽプロジェクトを始めることにしました。
私は日々の感動や表現のためのスケッチやクロッキーをたくさんします。
その活動のうちのいくつかをハガキサイズで描きます。
そしてそのスケッチの実物を飾りたい!と思っていただける方に
お届けするという企画をかんがえました。
もちろん画料も送料も要りません。
国内国外問いません。
ただお願いが一つ、
必ずフレームにいれて飾ってください。
ご自身でフレームに絵をいれることを楽しんでください。
少なくとも39枚は続けようと考えていますが、
一枚のスケッチをお一人のかたにお届けになりますので
ご希望いただけるかたが複数になりました場合は抽選とさせていただきますことは
ご容赦ください。
斉藤和のHP、Twitter、Facebookに、その旨のメッセージをいただけましたら、
お届けできますかた、お一人にのみ、お返事させていただきます。
※第一回目のお申込み締め切りは3/18(日曜日)中とさせていただきます。
野を越え山を越え海を越え、
たんぽぽの綿毛のように、どこまでもとんでいけたら嬉しいです。
第一回目はやっぱりたんぽぽにしようと、
春になるのをまっていました。
今回のスケッチはこれです。
皆さま、よろしくお願いいたします。
斉藤和オリジナルスマホケースができました。
手帳型外面液晶パネル側イメージ/天翔ける
手帳型外面レンズ側イメージ/天翔ける
手帳型内面イメージ/花の音
■ご注文は次のパターンからお選びください。
①手帳型ケース外面/天翔ける
②手帳型ケース外面/名も無き
③手帳型ケース内面/花の音
④手帳型内面/花細工
⑤ハードカバーケース/花の音
⑥ハードカバーケース/花細工
斉藤和
グノームス。
髭を伸ばしたことがある。
面倒がなくていいと思って始めたけれど、意外と大変。
形を整えてないと不快だし、重みで皮膚がひっぱられてかゆいし。
中学の音楽室で見ていた、髭面のムソルグスキー。
グノームスはその中の1曲。小人、と訳される。
ばばばばばばばん。
ぱっぱーん。
きらきらと陽の光が遊ぶ川を見ていると、
そのきらめきに惑わされて、川底を見ることができない。
ましてやそこに、すいすいと魚がやってきてはもうだめ。
ここに近づくな、とまるで、大地をまもる妖精に言われているようだ。
いったい何を護っているのだろう。
もっとも小さな世界のもっとも大きな世界。
仲良く遊んでいるのは、「やまがお」や「あかもと」(あぶらはや、かわむつ)。
子供の頃によく釣って遊んだ。
川の中に入って石垣に手を入れてつかみ取りもよくしていた。
オニヤンマのさなぎを連れ帰って、脱皮して飛翔んでいくのも神秘的で大好きだった。
一度、ムソルグスキーの展覧会の絵のグノームスを聴きながらこの絵を見てほしい。
私はそうしながらこの絵を描いています。
グノームス。(取材地:京丹後市)
星の記憶。
一期一会、日々一分一秒の出会いがあって、
そのなかの沢山の感動の全てをとりこんでおきたいのに
スケッチをしても写真や動画を撮っても次から次から薄れてゆく。
思い出すことができなくても、
この宇宙のどこかに記憶されているのだろうか。
記録されているのだろうか。
そう信じてそう願って、
いつも心の入り口たけは思いきり開けておこう。
富山・庄川の利賀大橋遺構。
庄川の上流をめざしているときに
突如現れたその姿に目を奪われた。
どうしても描きたくて、
何度も車を止めてもらった。
葛のつるを入れるかどうか、最後までまよったけれど、
現実感をだしすぎないように、と
あの美しい蔓は登場をあきらめてもらった。
星の記憶。(取材地:富山庄川・利賀大橋遺構)
朱けの時。
私は地層を見るとドキドキする。
近くに行けたらさわって、さらにどきどきする。
化石は無いかと探してドキドキしてしまう。
子供の時に、蕨のたくさん採れる場所があって
その目の前には小さいけれど、見事な地層があらわれていた。
何だろうこれはと思っていたら、理科でこれほ地層だということを教わった。
高校までの12年間と浪人の4年間で、一番ドキドキした科目。
知識ではなく実感として太古にふれられる幸せ。
今でもいろんな場所に行っては石を集めて持って帰って、太古のロマンに浸っている。
富山のおわら風の盆に招待いただいた時に、
Nさんに無理をお願いして、庄川の鎧壁に連れて行ってもらった。
そこにある鎧壁の地層を前に今と太古をつなげて
涙をこらえている。
朱けの時。(318×410㎜/取材地:富山・庄川・鎧壁)